こんにちは、TBMです。
前回の記事では「パチンコ店の仕事内容」について解説しましたが、今回もパチンコ店でアルバイトしようという方向けに、
・パチンコ店の時給が高い理由。
・パチンコ店は怖いのか。
・パチンコをしたことなくても大丈夫か。
・パチンコ店で面接の時に気を付ける事。
・働く場合の注意点
・ダメな店の基準
ここら辺について解説していきたいと思います。
私自身もパチンコ業界に入る前は…

店員も客も怖そうな感じするし、
パチンコ屋ってなんか怖そう…
なんて事を考えたりもしましたし、実際にその当時の店員やお客さんは怖い感じの方が多かったですが、以前に比べると今はそんな方はだいぶ少なくなりました。
私の場合はお金がよかったんで結局入社しましたけどね(笑)。
本日はそこら辺の誤解や疑問を解きつつも「こんなパチンコ店はダメ!!」というところまで解説していこうと思います。
※繰り返しになりますが、パチンコ店で働くことを推奨する内容ではありません。あるがままのパチンコ店を伝えるだけです。
※前回の記事はコチラ。

目次
パチンコ店の時給が高い理由。色んな理由がありますが…。
パチンコ店の時給は同エリア内にある飲食店やコンビニよりかは今でも高い設定になっております。最低賃金が上がりつつあるので昔ほど都市部では差がなくなりつつはありますが…。
このパチンコ店が時給が高い理由は…
今も昔も求人需要に対し働き手が少ないからです。
言い換えると離職率が高いからです。
離職率が高いのは、環境的&肉体的にそれなりにハード(体を壊してしまう)だったり、スタッフ同士で合わない&ダメな上司が多いなどの職場環境が理由な場合、または大学生などが就職までの期間だけを働くなど定着しても2~3年であるという理由などがあります。
また、お金がやはり絡む事から飲食店やコンビニではあまり無いクレームをお客さんから直接言われたりする時もあるので、そこら辺も離職率が高い理由のひとつかもしれません。
そして、根本的にはパチンコ屋で働くことが「世間体が良くない」だったり、この仕事を覚えても「パチンコ店以外でまったく通用しない」などが挙げられます。
つぶしがきかない職業のひとつですからね。
面接の時には「目の前にお金があるので…」や「鍵を失くしたら…」など、責任が重いみたいな話をされたりもしますが、基本的には「働き手が少ない&定着しない」ことから、高時給をアピールしないと「人が来ない」という事が時給の高い理由です。
まぁ昔に比べるとパーソナルシステム(各台計数機)などの設備普及もあり、玉流しなどで腰をやってしまうスタッフは少なくなり、時給に比べ肉体的には楽な仕事になりつつありますが。
Q:パチンコ屋の店員や店長は怖いのか!? A:お客さんの方が怖いですね。
20年以上前なら↑の画像のような店員がホールをオラオラしながら巡回していましたが、今は大手ホールなどが大卒や高卒の新卒入社を推進した事で、元ヤンキー店員くらいはいますが元ヤクザの店員などは本当に見かけなくなりましたね。
今では店長なども大手ホールはほぼ大卒入社組だったり、会社内(店舗内)はアルバイトまで含めて普通の人が働いている集団であると思ってもらって大丈夫です。
どちらかと言えば、軍団などのマナー違反などに見られるようにお客さん側の方がめんどくさい人が多いですね(笑)。常連さんも人によっては慣れるまでは怖かったりする場合もありますから。
昔は怖い店長や店員が本当にいましたね、台を叩いたお客さんをいきなり裏口に連れてったり、ハンマーで主任を殴る店長がいたり…、今はそんなことしようもんならネットで悪評が蔓延するのであれですが。
まぁ今は普通の人の集団です。普通の人の中で多少人相が悪かったり、言葉遣いがきつかったりはあるかもしれませんが、それはどこで働いても一緒ですからね、特に心配することはありません。
パチンコやスロットをした事なくてもパチンコ屋さんで働ける!?

私パチンコもスロットも
した事がないんですよね…。
今はそんな方が面接に来ることも、働いていることも珍しくはありません。
ちゃんと統計を取ったことは無いですが、ほぼパチンコ屋に行ったことの無い方が面接で3割近くはいるんじゃないかな。
ただ、仕事を教わる時に教わっている人が使う用語などが分からなかったり、知っているほうがすんなり理解できる事もありますが、そんなに気にするほどでもないですね。
先ほども言いましたが、とにかく人出不足な業界なんで「パチンコした事がない!!」なんて不採用の理由にもなりません。
まったく知らないよりかは知ってた方が、最初に教わる業務内容についての理解度に多少の差がある程度と思ってもらって大丈夫です。仕事自体はパチンコやスロットを自分が打つわけじゃないですからね。
パチンコ店の面接時の注意点。働く場合の注意点。
前回の記事でも伝えましたが「面接の時に聞くべきことはしっかり聞く、伝えることはちゃんと伝える」ことがどんな仕事においてもですが、今後そのお店で働くうえでトラブルにもならない大事な事です。
・トイレ清掃などはあるのか!?
・残業は月にどれくらいあるのか!?
・残業代はちゃんと支給されるのか!?
・シフトはどれくらいに提出するのか!?
・有給などはちゃんとあるのか!?使えるのか!?
・私は未経験ですが大丈夫ですか!?
・週に3日だけ働きたい。
・週末は働けない。
などなど、このような自分にとって重要な事はちゃんとメモをして面接時にちゃんと聞いたり・伝えたりしましょう。
働きたい理由は「家から近くて高時給が魅力でした♪」などでも、ある程度笑顔で面接を受けられれば基本的に大丈夫です。
人手不足なのでシフトに関しては最初にしっかり伝えた方がイイですね。じゃないと、あの日もこの日もになってしまいがちなので。
・インカムのボリューム、ぎっくり腰には要注意です。
これはいざ働く時の注意点ですが、どのホールも業務指示などにインカム(イヤホンマイク)などを使用していますので、このボリューム設定には気を付けましょう。最初のうちは話している言葉が早く、不慣れな用語などで聞きづらくボリュームを上げがちですが、それで耳を悪くするスタッフを数人知っております。
また、最近はパチンコの玉を流すお店は少なくなってきましたが、それでも一部ホールでは玉積みがまだあったりもしますので、腰をやらないように気を付けましょう。ヘルニアなどになってしまう男性女性スタッフは多くいます。
ドル箱を持ち上げるときは腰を意識するのも大事な事ですが、一緒に膝を使う事を意識することでヘルニアやぎっくり腰予防になります。
タバコについては屋内禁煙になりましたので基本的には気にしなくても大丈夫ですが、分煙でアイコスなどはOKみたいなホールも今後増えそうなので確認はした方がいいです。
・髪形などについて
今は人手不足が極まって「金髪茶髪OK・ピアスもOK」みたいなパチンコ求人が増えてきましたが、それでも「男性はダメ、女性はOK」みたいな謎ルールがあったりしますので、これについては面接時や実際に働いているスタッフを見に行った方がいいかもしれません。
・鍵の管理などはしっかりしましょう。
これは自分のロッカーなどについてもですが、ホールで使う鍵(台を開ける/入り口を開ける鍵など)の管理は十分注意しましょう。1日で数千万~1億近くのお金が動くパチンコ店ではセキュリティはかなり厳重になっており、鍵などは無くしたら大変な事になります。
こんなパチンコ店では働かない方がいい!!ダメなお店の特徴について。
ここからは「こんなパチンコ店では働かない方がいい!!」というダメなお店の特徴について解説していきたいと思います。
・スタッフの態度が悪い。
・スタッフ同士でよく話してる&遊んでいる。
・役職者(白シャツ)がホールにいない。
これは店長・役職がまったくスタッフ指導をしていない場合によく起こる現象です。役職陣がまったくやる気がないお店なのでスタッフ間のトラブルも多いです。
・面接時に聞いた事をはぐらかされる。
・面接時に聞いたことと違う。
これは残業代についてや希望シフトなどに多く、入社後にトラブルになったりします。最近のパチンコ屋さんでは少なくなりましたがこのようなお店も一部まだあります。
・設備が古い。
・ホール内が汚い。
設備が古い場合は無駄な機械トラブルが多かったり、全台玉積みなど肉体的なリスクが高まる可能性があります。どうせ働くなら設備が新しい店舗がいいでしょう。また、ホール内が汚いお店は役職のやる気がない場合もありますが、単純にアルバイトの仕事量が今後増える可能性もあります。
・女性スタッフがとにかくすぐ辞めるお店。
これは外からは分かりにくく、中に入ってもすぐには気づけませんが、研修中の女性比率が高かったり、そもそも女性が少ない事で多少判断が出来ます。
このような女性スタッフがすぐ辞めるお店はお局様的な女性スタッフが幅を利かせているか、店長や役職が女性にすぐ手を出そうとしている店舗が多いです。
面接に行く前に&応募する前に、実際にお店まで足を運びここら辺は確認した方がいいですね。
本日のまとめ。
前回に引き続き「パチンコ店で働く前に/応募する前に知っておいた方がいい事」アルバイト編を解説してきました。
基本的には店舗数が多く、名が知れている大手パチンコチェーン店であれば給与面や福利厚生も整っているので比較的安心して働けます。個人経営系は注意した方がいいですね。
そんなパチンコ店の仕事ですが、パチンコ店の仕事は正直誰でも出来ますしそんなに難しい職業ではありません。
その分、この仕事に慣れてしまうと他の仕事がすごく厳しく感じる場合もあったり、覚えた事が他の職業ではまったく生かせない事も多いです。
昔働いていた会社の先輩が「パチンコ店で働くってことは履歴書を汚すだけ」と言ってましたが、右肩上がりの成長も終わり、とっくに斜陽産業となっているパチンコ業界ではそれも真実でしょう。
業界に長くいる私自身も高校を卒業したばかりの子や大学生がアルバイトや社員としてパチンコ業界で働く事をあまりオススメはしません。
まぁそれでも時給はまだまだ高い部類ですから、「一時的にお金を貯める」や「この期間だけ」など区切りをつけて働く分にはパチンコ業界で働くのもアリだと思いますよ。
次回は、よく誤解されがちな「パチンコ店で使われるインカムやホールコン」について解説していきたいと思います。
