こんにちは、TBMです。
過去記事で「パチンコは個人では勝ち続けるのは至難の業」的な内容も書きましたが、これはたとえボーダーを上回る台を打ち続けられても個人で確率を収束させるのは「お金がもたない」という事にも起因しております。
最初に確率を上回って当たりを引けてれば問題ないですが、それもどこかで頭打ちになり、必ず確率を収束させる作業に入りますが、それは最悪何か月もかかる様な作業であります。
そんな確率を収束させるまで打ち続ける作業は、個人だと気力も資金面もつきてしまう可能性が高い。これが個人でパチンコを勝つのが難しい理由です。
ただし、確率が元から低い機種であればそもそも投資金額も低く、確率収束も確率が重い機種よりも早い。個人で打つならそんな機種を打った方が収支も安定しやすいですよね。
つまり、個人でパチンコを打つ場合は…
甘デジ(1/99)のユルいお店を探すのがイイ。
と言う事です。
甘デジというのは基本的に大当たり確率が1/99以下の台の通称です。
この甘デジというのは大当たり確率がミドル(1/319)などに比べ低いですが、その代わり1回の出玉が平均400玉前後と連荘しても一撃性には欠けます。
しかし、「投資が抑えやすい事」と「連荘一撃を夢見る事も無いので止めやすい」というメリットがあります。単純に確率を収束させる時間もミドルに比べれば3倍以上早いですしね。
ですので、個人や初心者の方がパチンコの収支を安定させるなら「甘デジが回るお店を探して甘デジを打つ」ことを基本的にはオススメします。
ちょっと冒頭が長くなりましたが、今回はそんな甘デジのお話です。
※ちなみに今回のお話は「時間もお金もたっぷりある」という人向きの話ではありませんので、そんな方はさくっと飛ばしてください。
※前回の記事はコチラ。

目次
甘デジ(1/99)がユルい(回る)パチンコ店の特徴はコチラ。

甘デジを打つのは
どんなお店がいいの?
甘デジを打つとしたらどんなパチンコ店がいいか!?
これに関しては700台以上の大型パチンコ店の方が比較的にボーダー以上の甘デジを見つけられる可能性が高いです。
500台前後のお店にも甘デジ優良店がないわけではありませんが、現状ユーザー減少が著しいパチンコ業界において台数が少ないお店では甘デジでも利益確保を迫られている場合が多くあります。
これが1000台近いお店であれば利益確保をする場所が多いので、甘デジでそこまで利益確保を気にする必要がありません。そんな大型店では釘ゲージにもシビアで無い場合も多く、結果的にボーダーより回る甘デジが見つけやすいです。
注意点としては甘デジにまったくお客さんがいないような大型店は釘をしっかり見ましょう。大当たり&確変中の出玉が大きく削られていたり、まったく回らない事もよくあります。
あくまでもホール側の視点としては、700台以上の大型店の方が甘デジを回しやすい環境にあるというだけです。

甘デジの中でもどんな機種を打てばいいのか!?
甘デジで回る台を探す場合は「設置台数が多い(10台以上)or 長い期間設置している」この2つが軸になります。
設置台数が多い場合はメイン機種としてホールが甘く使用している事が多く、長い期間そのホールに設置している場合の多くは常連さんが打っている可能性が高いので甘めに使っている事が多いです。
このどちらにも該当しやすい甘デジは…
・海物語の甘デジシリーズ
こちらになります。
特に下記の3機種は
ホールデータ上も甘く、ボーダーを超えてるなら勝ちやすい機種ですね。
なんならボーダー付近のスタート回転でもホール側が月間でも赤字になりやすいです。
そんな海物語の甘デジシリーズを今でもBOXをかまえて設置しているお店なんかは、個別でボーダー以上回している台があったりするので要チェックです。
・海物語以外の甘デジ機種を打ちたい場合は…
他の甘デジを打ちたい場合は交換率にもよりますが、3.57~4円等価のお店であれば「ボーダー20回以下」の機種が比較的には甘いと言われている部類に属しますのでオススメにはなります。
ただ、そのような甘いと言われている甘デジ機種は撤去されていたり、あっても1パチで釘をガチガチに閉めている場合が多いです。
海物語甘デジシリーズよりかは「ボーダー以上回る&出玉削りされていない」台を見つけるには、それなりの労力が必要となります。
いずれにせよ、P-WORLDなどでそのお店の甘デジ設置機種とボーダー回転数は調べた方がいいですね。
こんな甘デジは打たない方がいい。出玉削り台には要注意!!
甘デジの場合「ボーダーよりも回る」と同じくらい「大当たり出玉の削り」には注意する必要があります。
1日打った場合に何十回も大当たりする事もある&1回の大当たり出玉が少ない甘デジの場合、この「大当たり出玉の削り」はミドルタイプに比べてもろに収支に影響します。
例えボーダーより少し回るくらいの台を設置しても大当たり出玉を削ることによって、簡単に店側の黒字に持っていきやすいのが甘デジだと覚えておきましょう。
間違っても「CRA大海物語3 Withアグネス・ラム SAP」の4ラウンド大当たりで出玉400発以下の調整をするようなお店では打たないほうがいいです。
海物語甘デジで言うなら、理想は大当たり中に打ち出した玉が3発中2発以上がアタッカーに入る事ですね。これより入らない場合はそれだけボーダーより回らなければいけません。
これは当然、確変中や時短中などにも適用されます。
甘デジの場合はボーダーだけでなくここら辺にも注意が必要なので、初心者には敷居が高く感じるとは思いますが、これをよく理解して打つことによって「パチンコで勝つ」という事を理論的に理解する以上に体感すると思いますので、私は初心者の方にも甘デジをオススメしています。
・確率要素の多い甘デジは収支が安定しにくい!?
これは注意点とまでは言えませんが、確率要素の多い甘デジは海物語などに比べれば収支は安定しづらいと言えます。
確率要素というのは、例えば大当たりのラウンド回数や時短回数などが何種類もあるとか、一撃に持っていくまでに超える壁が多い機種などが該当します。
このような機種は、大当たりの確率負けと同じ様にそれらの引きによっても勝敗を左右するので収支が安定しにくいです。まぁその代わり一撃をつかめる可能性もあるとは言えますが、長く打つには向かない機種とは言えます。
本日のまとめ。
今回は個人や初心者の方がパチンコの収支を安定させるなら「甘デジが回るお店を探して甘デジを打つのがオススメ」という話をホール側の視点を交えて解説しました。
内容を簡単にまとめると…
・甘デジは確率収束&投資額の面から収支が安定しやすい。
・甘デジは大型店の方が甘めな可能性が高い。
・海物語甘デジで優良台を探すのが効率的。
・甘デジではボーダー同様に出玉削りに要注意。
こんな感じです。
昔に比べてしまうと「甘デジでも台粗利3,000円以上!!」みたいなお店が増えてきましたが、それでも探せばまだまだ甘デジがゆる~いお店があったりします。
そんなお店を近場で見つけられれば、ミドルタイプを打ち続けるよりは収支が安定しやすく、投資もそこまでかからないので精神的にも安定しやすいです。
そんなお店が見当たらない場合は、4円でなく1円パチンコも視野に入れて探すのもいいと思います。甘デジは元々そこまで大勝ちを目指すものではなく、あくまでも収支安定が目標であれば1円パチンコの甘デジでもまったく問題ありません。
1円パチンコの海物語甘デジシリーズは人気なのでBOXでかまえているお店も多く、甘く使っているお店も多いですからね。
そんなお店を見つけて、甘デジの出玉などを貯玉カードにちょこちょこ貯めながら、旧イベント日やゾロ目の日に北斗無双などで勝負するのが、個人や初心者の方の健康的なパチンコライフではないかと思います。
勘違いして欲しくないのは、甘デジは決して初心者向けではないですが、それよりも初心者や個人の方がミドルを打ち続ける事のほうが難しいという事です。
パチンコやスロットは賢く遊びましょう!!
※次回記事はコチラ。
